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本当に洗濯って大変な仕事だよね。
しかし、洗い方もちゃんと理解していると洗い上がりは違ってくるよ。
それじゃ 上手な洗濯方法をこっそりお教えしましょうかねぇ

まずは石けんと合成洗剤の違いを知っておこう!!

石けんには脂肪酸せっけんやカリ石けんなどがあるけど、基本的には高温になるほど洗う力は強くなるよ。
合成洗剤は温度に関係なく、 洗浄力があるのが特徴だね。
また、合成洗剤や複合洗剤(せっけんと合成洗剤などを混ぜたもの) には、金属封鎖剤も含まれているので
鉄分や金属分の多い水質でも良く洗うことが出来るけど、石けんの場合には金属分があると洗う力は弱くなるんだよ。

温度や金属分のほかに洗う力に影響を与えるもの

中性洗剤と普通の洗剤や石けんを比較すると、洗う力の弱いのは中性洗剤。
これは普通の洗剤や石けんはアルカリ性だから、汚れを分解する力が強いからなんだ。
なぜ、中性洗剤が必要かというと、絹や毛などの動物性たんぱく質でできた繊維はアルカリに弱いし
アルカリは色を繊維から抜く場合も多いから、絹や毛、染色の弱いものは中性洗剤で洗う方が良いんだよ。

最近は酵素も良く配合されているよね。
酵素はたんぱく質でできていて、油脂分解酵素やセルロース(繊維素)分解酵素、たんぱく分解酵素などがあり
乾燥した状態で眠っているのが、水に溶けて温度を与えられることで目を覚まして活動を始めるんだよ。
生き物だから適当な温度と活動する時間を与えてやらないとあんまり効果は期待できないよ。
まあ最近では、低温でも効果を発揮する酵素が使われるようになったけどね。
酵素は温度や酸性やアルカリ性の程度によっても効果を失う場合もあるから結構難しい生き物なんだ。

漂白剤もあったなぁ ・・・
漂白剤は白くするだけでなく、汚れを分解する力も持ってます。
だから上手に使用するとかなりの効果が期待できるけど、 みなさんそんなに上手には使えていないようだね。

漂白剤の上手な使用法!

漂白剤にはいろんな種類があるので使い分けをしよう!!

色柄ものでも使える漂白剤は『酸素系漂白剤』と呼ばれるもの 液体のものと粉末があるけど、液体は酸性、粉末はアルカリ性の性質を持ってます。
粉末タイプは水温40度以上から効果を生じます。だから冷たい水ではあんまり期待できないよ。
また、一度すすいだ後でサワー(酸性でのすすぎ) をしてあげるとより効果が高くなるし残留した漂白剤も反応してなくなるから衣類のためにも良い結果を生むよ。
サワーはお水にお酢を溶かして、そこに漂白後一回濯いだものを漬ければOKだよ。
液体タイプの酸素系漂白剤はオキシフルのようなものと思ってください。
これは温度に関係なくドンドン分解して効果を発揮するけど、やはりある程度の温度があると早いよ。
温度を加えられない場合は、漂白剤を溶かしたお湯(水)に一滴二滴のアンモニア水を加えてから漂白を行うと短時間で効果が現れるよ。

白物専用の漂白剤は『塩素系漂白剤』が良く使用されます。
これは低温でも効果を発揮するタイプで、酸素系漂白剤と混ぜると有毒な塩素ガスを発生することから「混ぜるな危険」 と表示されています。
高温で使用すると繊維を傷めることもあるから注意しよう。
殺菌効果は酸素系漂白剤より強いから台所用などもこの手が使用されているよね。
塩素はすすいでも残留しやすいから、ほんとはすすぎでハイポ(水の塩素抜き剤) を使用する方が良いんだけどね。

もう一つあんまり使用されないけどあると便利な漂白剤がハイドロサルファイト。
これは酸素系や塩素系などの酸化漂白ではなく、 還元漂白とよばれる漂白方法で鉄サビの除去や塩素漂白で黄色くなってしまった場合に効果があります。
これも漂白力が結構強いので白いもの用と思っててください。